剣道を始める時 まず初めて 対面するのが 竹刀
ここでは 竹刀とは何ぞや ということを 解説します。

いつも使っている竹刀
分解するとこうなります

竹刀は4本の竹から
組み立てられている。

これは  年季が入っているので 防具の藍が染みている

ちょっと見にくいけど、
右が 先皮 
(刀の先端部分)
左が 中結
黄色いのが つる
(組み立てられた竹刀では
 刀の背にあたる)

中結を アップで見ると

私は 指導する時 小学生には 竹刀の 正式な名称を無理に 覚えさせては いません。 
もちろん 説明する時は、ちゃんと言葉を使うように していますが、「柄、この持つとこな」とか 「つる この黄色いの」という風に 必ず簡単な言葉に 置き換えるようにしています。それは、もう少し大きくなったら、”理念”というものを 学ぶ必要がありますが、小学生のうちは 竹刀は 刀であること 刀は自分の身を護ってくれる 大切なものであることを 体で感じて欲しいと思っているからです。だから、竹刀を杖にしたり 足で扱おうものなら大変なことになります。物を大切にする心を剣道を通じて 知ってもらえたら幸いです

竹刀について